このたびの令和2年7月豪雨により被災されたみなさま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日でも早く普段の生活に戻れますようお祈り申し上げます。
やっと開催できました!!
ずぅっと待ち続けたマタニティクラスをやっと開催することが出来ました。コロナの感染拡大防止対策を講じながらの開催で、いつもと違った緊張感がありました。
そんな中、参加者の方にもご協力いただきながら、当日は合計で6名で楽しくお話ししました。
まずは自己紹介から
まずは皆さんで自己紹介をしました。今回のマタニティクラスではファザーリング・ジャパン九州の馬場義之さんもご参加いただいていたので、自己紹介の出だしからとてもほんわかアットホームな雰囲気でした。
(上のお写真も、馬場さんが撮影してくださいました☆ありがとうございます^^)
人類の歴史やチンパンジーの子育て、アニメまで出てきて
マタニティクラスや母親(両親)学級と言うと、お産の進み方や授乳、沐浴の方法についての説明を思われる方が多いかと思います。
が、私たちの専門はそこではありません。
今回の講師は助産師でもなければ保育士でも保健師でもない人…じゃあなんなのか?
え、ただのお母さんです。この『ただのお母さん』がお話しするのは、チンパンジーまでさかのぼって「育児って一人じゃ出来ないし、しようと思わなくていいんだって^^」ということなんです。
子どもを育てるって簡単じゃないし教科書通りにいかない。だからこそ伝えたい事
スマホで調べたり、育児本を開けば山のように情報が載っています。でもそこに必ず目の前の子どもと自分たち親にとって正解が載っているかどうかは分かりません。
じゃあどうするのか?答えは子どもがほとんど知っているのだから、子どもに教わりながら自分が親になっていけば良いし、分からなかったら周りに聞いて頼って欲しいのです。
知らない事、分からない事は全く恥ずかしいことではないし、それよりも悲しいのは誰にも助けを求めることが出来ず一人で頑張りすぎてしまうことです。頑張りすぎて心が疲れ切って枯れてしまう前に『どうぞ、何でも気軽にお話ししてくださいね』
会が終わっても大盛り上がり?!
一旦マタニティクラスを閉じた後、個別に質疑に応じました。「これ、買った方が良いの?」「こういう時はどうした?」等、参加者さんとスタッフで盛り上がっていました。
沐浴の仕方や授乳の仕方は「産院での指導をよく聞いてね」という前提の下で「人それぞれやり方があるし、お家の構造とか本当に色んなパターンがありますよ~」と言いながら一例を示しました。
プレパパママ、グランマみなさん熱心にメモをとったり質問したりされていました。
その際、スタッフは子連れ参加だったのですが、どうしても手が離せずどうしようかと思っていたら…
まさかの代理パパ登場!!それがまたタイミングも流石バッチリで、虫の話や遊びの話で子どもの気を紛らわして頂いたかと思うと今度は肩車をして子どもをキャッキャと笑かしてあったり…。もう、参加者にどこまでさすねん!!てくらい、おんぶにだっこしてもらいました。
こうして、保護者の「わぁ…💦どうしよう…」にサッと対応してサポートしてくださる力って本当にありがたいし大切だなぁ・・・と思いました。
と、同時にマタニティクラスではどうしても母親目線の内容が多く、ここから少し「お母さんになるまでの時間」「お父さんになるまでの時間」に差が出ることがあるかもしれないなぁと勉強させてもらいました。
あとがき
主催者側としても、毎回沢山の学びを頂いているマタニティクラス。次回は是非『パパ目線』も大切に盛り込みながら開催したいと思います。最後に少しだけ頂いた感想をご紹介させていただきます。
・(スライドで出た産後うつの症例の)育児日記の画面はビックリでした。自分の時はどうだったか?と帰って育児日記を読み返したいと思います。
・親が何とかして子どもを育ててあげないと、とつい思いがちですが「子育ち育自」という一言に、何でもして「あげる」という考えを変えるきっかけを作ることが出来たと思います。
・出産・育児に漠然とした不安がありましたが、肩の力が抜けました。
・実体験をもとに話をされている姿が良かったです。「感覚で育児をする」という言葉に共感しました。
今回ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。次回は8月の29日(土)9時半受付開始、10時スタート(若葉まちづくり推進センター)で行います。
もちろん、産後の方の参加もお待ちしております~。
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